『キッドナップツアー』

こんにちは☆<<
久しぶりに洗濯ものを外に出したまま出勤しました。
あ~前回は夕立で痛い目に遭ったからな~
雨は降らないと何度天気予報を確認しても、
やっぱり不安です…


さて、今回はブックレビュー
と言っても、大したこと書いてないですが、
備忘録にしかなって居ないですが、
宜しければお付き合いください。


今回読み終わったのは、


『キッドナップツアー』
著:角田 光代


です。


本当は、『八日目の蝉』が読みたくて
本棚を行ったり来たりしていたのですが…
やはり人気図書ですね、
全て貸し出し中でした。


その代わり、と言ったら失礼ですが、
読んだことあった気がするけど~
読んだことなかったかな~
一応借りてみよう。
と手に取った一冊。


ココからはネタバレの可能性有り。ご注意ください。


■あらすじ■

五年生の夏休みの第一日目、私はユウカイ(=キッドナップ)された。犯人は二か月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、情けなくて、お金もない。そんなおとうさんに連れ出されて、私の夏休みは一体どうなっちゃうの? 海水浴に肝試し、キャンプに自転車泥棒。ちょっとクールな女の子ハルと、ろくでもない父親の、ひと夏のユウカイ旅行。私たちのための夏休み小説。



あっという間に読んでしまいました。
久しぶりに、小学生の頃の自分も思い出しました。

主人公のハル、ずいぶんしっかりしてるんですよね~
私が小学5年生の時なんて、
不安も何もなかったんじゃないかな~
両親も妹も、家族が離れ離れになる事なんて無い、
と信じて止まなかったし。
強い嫌悪感とか、嫌だ、とか思う事って無かった気がします。

そんな生ぬるい生活してたのは、自分だけだったりして。
ぬるま湯に浸かって過ごしてたのは、私だけだったりして。
小学5年生って、もっと人生について見つめているもんなんでしょうかね?
両親が離婚したりすると、子供も成長するのかな?
親がろくでもなかったりすると、子供がしっかりするのだろうか?


ユウカイされる、と言っても
一週間か十日くらいの話だろう、
と思っていたら2週間以上(確か1カ月くらい?)
も逃亡していたと言うからびっくり。
まさに夏休みまるまる行方不明ですか。
しかも、最終的には
「まだ一緒に逃亡していたい」
と思う様になるとは。

これって、よく監禁された被害者が
加害者に同情するばかり、
逃げる意欲を失う、という症状でしょうか?
あ、違うか。


父親は、母親と何かを交渉する為、
ハルを誘拐する訳ですが、
何の交渉をしているのかは、明らかにされていません。
ヨリを戻すため?
とか思ったけど、そうでもないみたい。
今後もハルと頻繁に会える権利を獲得するため?
と思ったけど、それも違いそうです。
なんなんでしょうか…気になりました。モヤモヤ。


あまり、シチュエーションが想像しにくかったですが、
親が不仲だと、
親が別れてしまうと、
子供が物凄く気を使うし、
実はとても負担が大きい
という事がわかったので、
こういう思いはさせない様にしなきゃな~
と思ったのでした。



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2 Comment:

bluena さんのコメント...

ワタシも八日目の蝉、すっごく読みたいんです!!
このレビューを読んでこちらも読みたくなりました。
うちの子4年生だからかなりリアルな感じで読めるかな・・・。
沖縄は離婚率が高いですよね。保育園から幼稚園小学校まで、常にクラスの四分の一くらいが母子家庭もしくは父子家庭。。。
子どももしっかりせざるをえないんでしょうかね・・・。

chiapet さんのコメント...

bluenaさん☆<<

こんにちは☆
コメント、ありがとうございます。
『八日目の蝉』、図書館でずーーっと予約しているのですが、全然自分の番が回って来ません!汗

沖縄は確かに離婚率が高いですよね~日本一ですもんね。
私が小学校の時は、学年に5人くらいしか居なかったのですが…
この間、同窓会で帰省した時に、苗字が変わっている友達が多く、お!既婚者が多い?と思ったら、両親の離婚という人が何人も居ました。ん~その辺もアメリカナイズされている?のでしょうか…

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